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飼犬の納骨を行う

2月1日が一周忌だった。15年がんばった保護犬くん。
最後の1年10ヶ月はヘルニア発症からの寝たきり介護。
(外科手術をすぐ行い再発なかったけど歩行復帰は無理だった。)

心臓病とかガンとか、そういった病はなく穏やかな最期だったと思う。(思いたい)

遺骨は1年リビングで過ごし、立会火葬でお世話になったペット霊園の合同墓地に今日、納骨を行った。



実家に気持ち程度の植え込みがあり、親はそこに埋めれば(金がかからない)と言うが、
埋めたが最後、墓石的なものさえ置かない見向きもしない花もたむけない薄情の塊の親。

骨壷を選ぶ時も、ほとんど崩壊なくきれいな姿で出てきた骨を入れるため
一番でかいサイズを立ち会った全員が選ぶなか一人だけ「全部砕けば小さい骨壷に入る」
と言い放つ冷血の親。そんな奴の言うことを聞きたくなかった。

それに私も親も中老年となり実家じまいが確実に近づいている。
実家の土地が人手に渡った時、むやみに掘り返されるだろうし、お参りもできない。
それならペット霊園で眠ってほしい。


納骨は合同か個別かで悩んだ。合同に納骨すると後で彼の骨だけ取り出せないから。
しかし彼の大きい骨壷をそのまま納めるにはなかなかの費用が必要になる。
個別納骨壇の価格と実際の納骨壇を見比べるていたらビジネス臭がしてきてなんか違うなと。

結局、合同墓地に納骨させてもらった。霊園の人が蓋を開け、先に入っている
他のお宅のペットのお骨を奥に丁寧に押して場所を空けてくれた。
壷からトレイに彼のお骨を広げて、形の残ったお骨を再び目にする。

大きな部位の骨はほとんどきれいに残っているので、本当に合同でいいんですか?と
2,3回聞かれるほどだった。

広げたお骨の大きい部位は一つ一つ手で納骨していく。次以降の納骨があるたびに
奥へ動かされ他のお宅の子達とまぜこぜになっていくだろう。

合同だっていいじゃないか。彼との思い出は消えない。身体は天地にお還しした。
誰も見向きもされない家の植え込みより皆のペットと一緒なら寂しくない。
家から2駅隣の距離だしどんどん会いに行けばいい。

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