≡ Sturm und Donnerschlag ≡
週末の予定1:新宿バルト9
がんばって書いたのにミスして記事を上書きしてしまった。
10日(土曜日)は新宿に出かける。劇場版プ リ キ ュ ア 5の初日舞台挨拶をみるためだ。目当ては草尾さん、生の草尾さんは次の土曜に初めて見る事になる。ぴあのプレリザーブでチケットを押さえられたが後方列の壁とお友達というお粗末な席だったのが悔しい。
声優の舞台挨拶は2回目だ。前回ははるか昔、13年前の「幽白炎の絆」である。ゲストは佐々木さんと緒方さん……3人目は居たか覚えてない。佐々木さんが喋りだしたがマイクにスイッチが入っておらず、「あ…あ」と慌てた彼に会場がどっと笑いに沸いた事はよく憶えている。
ぶじに見れた幽白の挨拶だったが、これは提供者サイドのご厚意のお陰であった。当時人気絶頂の声優が登場するということで、会場入りを希望した列が上映1回分の座席数をはるかに上回ってしまい、急きょ舞台挨拶を次の上映分にも実施する事にしたそうだ。朝7時に列に並び、自分としては早い到着になったなとお気楽な思考でまったり待機していた。そうそう、開場時刻になり階段に押し込められていた列が動き始めがしばらくして動かなくなってしまい、私や周囲の人間で「もう入れない」「映画が始まった」「声優を拝めない」といった不安落胆のざわつきがあったことを、書いていて思いだした。
とまあ、昔は見れるかどうかの保証もなく長時間待機の苦労があったが現在はネットで確実に見られる座席を確保する事ができ、良い時代にはなったと思う。
塩沢さんの「need not to know.」
劇場版コナンの中で私が1、2番目に好きな『瞳の中の暗殺者』が再放送された。注目すべきところは塩沢兼人の白鳥警部である。そして犯人役を2代目白鳥である井上和彦があてている点も面白い。「need not to know.(知る必要はない事だ。)」というセリフを吐くキャラが塩沢さんじゃなかったら記憶に残らなかっただろう。
塩沢さんはシリアスとコミカル/地味と派手/熱血と冷血等といった両極端な性質を、神懸かりな割合であわせ持ち、且つ声に性質をのせられる希少な声優さんだと思う。前述のセリフを口に出す白鳥警部はぞっとする怖さをコナンや視聴者に与えてくれた。ぶりぶりざえもんでは弾けた演技で笑わせてくれる。すばらしい人だった。
塩沢さんは階段から落ちて、脳挫傷で亡くなった。事故が飲酒したことによるものだったら腹が立つ。自業自得、因果応報、ざまあみろと言ってやる。つまり自分で己の命にとどめを刺したようなものだから。そして酒飲みや煙吸いを一層軽蔑する。
好きになる有名人を調べると、ほとんどが大の酒好きだったり(堀秀行)、大のタバコ好き(三上博史、ジョニー・デップ)だったりする。なんでだ! 自分は(特に)タバコ好きだと判ると百年の恋もキューッと冷える性格であるため、残念でならない。
もう夢列車に乗りたい気分
前回の投稿から続き。
アニメ制作関係者が逝去されるとかならず思いだす物がある。それは二代目ミンキーモモ(通称海モモ)の第53話「走れ夢列車」。アニメ業界に生きる若者が過労に倒れて死ぬというエピソードだ。私がこれを忘れない理由は3つ、(1)子供向けではない内容(2)アニメ関係者が亡くなった時にしか思いださない(3)放送を半分以上見逃した話数でもある。改めて書くとずいぶんな理由だな。
本放送していた当時は小6で、モモは毎週観るようにしていたが外で遊ぶことも好きだったため、テレビを見忘れることがよくあった。あの頃からアニメージュを購読しはじめ、「走れ夢列車」のあらすじと放送は事前に知っていたはずなのに、また忘れて出かけてしまったという流れだ。
帰宅してテレビをつけたら夢列車のBパートが終わる所で、その時はあーやっちゃった…程度しか思わなかった。しかしその後読んだアニメ雑誌で「走れ夢列車」が取り上げられ、詳しいストーリーを読んで(やっと)観なかったことを悔やんだ。現在DVDボックスを買えばいつでも観られるが、1話のために数万円を払うことは嫌で、いまも観れずにいる。
最近、首藤剛志さんのコラム(※)でなぜモモに夢列車のエピソードがあったのか、内部事情を知ることができた。この製作陣の仲間が過労死したことから作った話を、アニメ制作現場に憧れた経験をもつ人は観ておいた方がいいと思った。自分もそのうちの一人だ。
(※) WEBアニメスタイル > COLUMN >『シナリオえーだば創作術』第101回
小5からアニメージュを購読し、幽白にどっぷりつかった中学時代だったのにアニメ業界の内に入ろうと考えが至らなかったのは、自分の性質が怠惰で&頭が悪くその結論が出せなかった&アニメを作ると早死にするかも、とインプットされた…からかも。
劇場版が夏にどどっと再放送
リンク: ポケモンTVアニメ10周年/ポケモン映画9作品を放送!!
ビデオテープの整理をしていたら「きょだいポケモンのしま」が出てきて、懐かしくなって見入ってしまった。調べたらこの話は17話……アニメが始まって半年も経っていない、つまり10年前の話数ということ。うわー古い。
このとき当時の主題歌(めざせポケモンマスター/ひゃくごじゅういち)を聴いたせいで歴代の(※自分が観ていた時代までの)テーマソングが欲しくなり、早速『TVアニメ主題歌ソング集パーフェクトベスト1997-2003』というCDアルバムをレンタルしてきてiTunesに入れ、聴きまくっている。
収録内容にはほとんど満足したが網羅されているわけではない。映画のクロージングテーマも含めて一つのアルバムにまとまっていないかとポケモンのディスコグラフィーを探してみた。目当ての情報はつかめなかったが、テレ東のページに着いた際、7月から8月にかけて劇場版の9作品がテレビ放映されると知った。また観たいものや未見のものもある…予約せねば。
- ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ
7月12日(木)19時00分〜20時54分 - ミュウツーの逆襲
7月23日(月)13時25分〜15時15分 - 幻のポケモン ルギア爆誕
7月24日(火)13時25分〜15時10分 - 結晶塔の帝王
7月25日(水)13時25分〜15時03分 - セレビィ 時空を超えた遭遇
7月26日(金)13時25分〜15時03分 - 水の都の護神 ラティアスとラティオス
8月13日(月)13時25分〜15時00分 - 七夜の願い星 ジラーチ
8月14日(火)13時25分〜15時00分 - 裂空の訪問者 デオキシス
8月15日(水)13時25分〜15時20分 - ミュウと波導の勇者ルカリオ
8月16日(木)13時25分〜15時20分
ところでポケモンアニメが始まったとき、私はもう高校生だったがマイペースのサトシとピカチュウの旅をみるのは結構面白かった。それから6、7年はつきあったが大人の都合でメンバーが入れ替わったり新シリーズで登場したハルカとメガネに親しみをもてなかったり、次第に放送から距離をおくようになってしまった。だからもう豊口さんの最新シリーズはまったく観ていない。
1997年には苦い思い出もあった。このアニメに対して“毎週かかさず!留守のときは録画する”というほどの想いはなかったため、12月の木曜日、学校帰りに吉祥寺へでかけて友達と『金田一少年の事件簿−上海魚人伝説−』の映画を観たのだ。映画に満足して帰宅すると、ニュース番組が騒がしい。そう、自分が見逃したポケモンアニメによって視聴者が具合を悪くするという事件が起きていたのである。
私の胸中では「幸運にも助かった」という安堵、「観たかった。録画しておいたら自慢できたのに」という邪心が混在していた。もしもあの晩、私がテレビの前に居たらどうなっていただろう?? 目がチカチカして多少気分が悪くなったかもしれない。事件の被害にあった人のなかには現在も通院や薬の服用を続けているようだ。かける言葉は見つからない。心身のきずがいつか癒えますように。
【モノノ怪】放送日が決定(7月12日)
リンク: 「モノノ怪」公式サイト.
本日、番組公式サイトが模様替え。放送開始日とコミカライズの情報が追加された。(トップページの画像が差し変わっただけ)
第1話放送日は7月12日(木曜日)24時45分、フジテレビ“ノイタミナ”枠にて。日程は13日(金曜日)午前0時45分ともいう。
コミカライズは8月17日(金曜日)発売のヤングガンガンで連載が始まる。数日前に掲載誌が発表したが、作家と内容、連載回数はいまのところ不明である。続報に期待しよう。個人的にはやはり橋本敬史が築いたキャラデザを活かして描ける作家を望む。
6/7 第1エピソードの出演声優を追加
WEBアニメスタイル によると
第1話「座敷童子」
志乃/田中理恵
久代/藤田淑子
徳次/塩谷浩三
直助/竹本英史
こども/日比愛子
前作「化猫」で退魔の小刀を担当した竹本さんが今回も出演するということは、薬売りは「座敷わらし」でも変身するのだろうか。「化猫」での変身シーンは大盛り上がりで、すごいインパクトだった。だけれども1クールを通して“大詰めになると必然的に変身という展開になる”のはつまらないと思うな。ふーン、どうなるんだろう?