≡ Sturm und Donnerschlag ≡
“ゆ家 和ごころ 吉の湯”を使ってみた
自宅から自転車で行けるところに銭湯が出来たので今日行ってきた。ここ数年のあいだに銭湯は減っていくばかりだったが、改装のため営業を休止していた店が先月完成してオープンしたのだ。
『ゆ家 和ごころ 吉の湯』
杉並区成田東1-14-7
13時30分から22時00分まで
※入場は21時30分までに※
定休日は毎週月曜日
入口で下駄箱に靴をしまったら券売機で入場券(430円)を購入。有料サウナとのセットでは2時間800円だそうだ。チケットと下駄箱のかぎをフロント係に渡すと脱衣所のロッカーキーを渡してくれる。ロッカーは大中小と大きさが異なっており、今日は空いていたため大サイズを割り当ててくれたが混雑時は小さいサイズでの利用になってしまうのだろうか。
券売機にはソフトクリーム(250円)のチケットもある。フロントの人がその場で提供してくれるものだ。今回これを注文するのは止めておいた(理由は後述)。それから入浴セットというボタンもある。入浴セットとはボディタオルやせっけん類一回分の詰め合わせで、手ぶらで来ても大丈夫ということらしい。あと生ビールのボタンもあった。
脱衣所と浴室は開店したばかりで当たり前だがきれいだ。明るすぎず暗すぎずの照明だったと思う。有料のドライヤーとPET飲料の自販機が脱衣所に設置してある。人が10人着替えていたら窮屈で着替えにくい感じの部屋だった。
屋内浴場は湯船が中央に位置しており、それをU字型に囲むように個別の蛇口が並んでいた。数はざっと30くらい。備え付けのシャワーはヘッドが動かなかった(と思う)。最初にひねると水が出るので油断しているとすこし驚く。
露天になった風呂もあり、お椀のような形をした一人用のものが2つ、少人数用のが1つ、向かいにはサウナと水風呂。次回はサウナ付きで入場してみたい。お椀のような風呂釜は泡がぷくぷくたっていて、これが看板の『露天炭酸泉』か?
さてここの銭湯は入口のドアとロビー、脱衣所などに禁煙のポスターがつけられている。サイズはA4、以下の画像がそれ。
店内禁煙と出入口での喫煙を防止してくれるのは大変ありがたい。どうか店内がいつまでも禁煙であってほしい。こういう地域密着型の小店舗は、近所の常連客がたよりだったりするだろう。そのうち常連さんの喫煙は許しちゃうとか混雑時のみ禁煙とか改悪しやしないか疑いの念を捨てきれないのだ。
ソフトクリームを注文しなかったのは、やはりタバコに原因がある。銭湯に向けて自転車を走らせていると、数十メートル先に人が歩いており男は歩きながら発煙していた。向こうの勝手で煙を浴びるのはとんでもないから、道を変えて(迂回しても数秒のロスですむ)走った。
銭湯に到着して駐輪場に自転車を止めて荷物を持ったところでさっきのヤニ中毒男が歩いてきた。そいつは銭湯の隣にある公園まで来ると吸い殻をポイ捨てし、銭湯に入っていったのだ。またか! 店の前で吸わなければ良いのか? タバコ中毒者は本当に頭がおかしい。
先に入っていった男は客ではなく、従業員だった。しばらくは奴のシフト時間らしい。ソフトクリームを頼んだら、ヤニで汚れた手で作ってくれるのか。冗談ではない。歩行喫煙で人に迷惑をかけた生き物だという情報を知りながらわざわざ注文するほど寛容にできていない。「禁煙」ポスターは評価するが従業員で大きくマイナスしたので、この店の点数は☆1つである。