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ドキっとする異性の友情(天体議会/長野まゆみ)
投稿したいネタが見つからなくて、更新が停滞してしまう。そこで好きな小説を再び読んで感想っぽいものを記録することにした。今回は長野まゆみの『天体議会 プラネット・ブルー』。
初めて読んだ長野まゆみの著作は「少年アリス」。それまでに読んだことのない文体と、少年ばかりの登場人物、素敵な漢字の人名に衝撃を受けた。それから図書館で既刊と新刊を借りてきて、短期間にいろいろ読んだ。なかでも気に入ったのはこの「天体議会」である。(続く↓↓)
天体議会(プラネット・ブルー)
著者:長野 まゆみ |
人間という生き物は、≪異性同士の友愛≫に魅せられてしまいやすい性質なのだと私は思っている。男がマリみてにハマったように、女が星矢や幽白を支持したように。私自身もかつて幽白にのめりこみ、ドラゴンボールを敬愛し、ロミオとアルフレドが好きだ。それらに共通した理由は「10代の男性がみせる熱い友情が自分の心を沸かせてくれる」ことだ。
長野まゆみ作品のほとんどは清々しい友情系とホモやゲイが登場する耽美系に内容が分かれており、キャラのからみが“恋愛によるもの”とわかると、私の感情に抵抗が生まれ、読破するのをやめる時がある。私が好むのは前者のほう、もちろん「天体議会」は友情系である。自分の人生において出逢うことはないであろう「真友」の存在が羨ましい。
(あとで追加
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