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ココ&ナッツ〜ふたりの王子〜
ねたばれ感想
Yes! プリキュア5 ドラマ&Vocal(1)
ココ&ナッツ 〜ふたりの王子〜
2007年12月5日発売/MJCD-20106/収録時間:約52分
ドラマ3編(長編1、短編2)と歌3曲(カラオケ入り)。
初回特典:ジャケットイラストのステッカー ピクチャーレーベル:ジャケットイラストの色エンピツ塗り?バージョン
ねたばれは(続き)にて。
Yes!プリキュア5 企画ミニアルバム ココ(小々田)&ナッツ(夏)
買ったきっかけ:
ココ&小々田コージ役の草尾毅ファンだから。
感想:
ドラマ3編、歌3曲。歌はカラオケつき。
パルミエ王国時代のココナッツ話はアニメではお目にかかれない。今回CDで聴けて良かった。
でもこれは俗にいう“大きな友達”向けであり、本当の対象年齢層(幼稚園〜小学生?)は楽しめるのだろうか。
不満は2つ。ココナッツ以外に登場するキャラがミルクと夢原のぞみだけな点。あと価格が高めな所。中身の「量」をみると2000円が妥当だと思う。
おすすめポイント:
主演の草尾毅・入野自由ファンなら新品購入すべき。内容の割に高価だが損した気分にはならない。
特に約20分のドラマ、表題作「ふたりの王子」がおすすめ。
ココ&ナッツの甲高い声と長ゼリフが堪能できる。
Yes!プリキュア5 企画ミニアルバム ココ(小々田)&ナッツ(夏)
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「パルミエ王国のふたりの王子」
およそ20分のサイドストーリー。出演:草尾毅・入野自由・仙台エリ・三瓶由布子・園部啓一・桜井ちひろ 他 脚本:成田良美
・・・・あらすじ・・・・
のぞみの勉強を手伝うコージ姿のココは、「竹馬の友」というキーワードからナッツと仲良くなるまでの出来事を思いだした。渋って止めさせようとする夏姿のナッツだったが、聞かせてほしいと期待するのぞみとミルクに圧されて、コージはミルクも知らない学生時代の話を語りだした…。
・・・・感 想・・・・
コミカルとシリアスがバランスよく含まれたドラマで面白かった。先生のようにお兄さんのように、のぞみにアドバイスする温かい口調のコージはアニメでは丁寧に描けない部分だろうから、草尾ファンとして満足した。オーディオドラマは声優の声を堪能できる最高の表現媒体だと思う。だから、1月発売のココナツCD第2弾ではプリキュア5そろい踏みでドラマを盛り上げてほしい。
見せ場(いや聴かせ場?)はココ、草尾さんが多かった。可笑しいセリフを吐くのはいつもココなのね。「先生にもぶたれたこと無いのに!!」→→アムロだ!。「ココは今、モーレツに感動してるココォ!!!」→→ラムネスかい!。夏のセリフで笑ったのは「ココには親父くさい一面がある」ってところ。それって、、、中の人の実年齢 42歳 のことか〜?!
ナッツとココが友人関係になるまでのエピソード自体は良かったが、私がいちばん知りたかったこと=【王子がふたり居る理由】には触れられていなかったのでちょっと残念だ。今まで説明がないため断言できないが、見た限りふたりは順位づけられている王子様ではない気がする。片方は第一王位継承者でもう一方は補欠・予備……という扱いではない。双子の兄弟でもないのに『同等の王様候補が2人いる』なんて現実ではありえないだろう。
ドラマをもう2回聴いて少し書き直し。成田さんに解説してほしい所は【ココとナッツが王子に選ばれた理由】だ。
・ココとナッツは《なんらかの理由》により誕生と同時に(生まれる前から?)王子を運命づけられており、「片方は必ず王様になる」と教えられて育つ。
・しかるべき時期に選挙をおこない、国民の投票で王様が決まる。
・選択肢(王子)は王宮関係者が用意している印象。
・ココナッツは王様の息子はおろか親戚でもない(かもしれない)。
パルミエ王国には宮廷占い師がいて、王位継承者候補を身分の別なく選んでいたのだろうか。
国民の直接投票で王が決まるなら、逆に王子が2人というのは少ないとも思えてきた。その2つの勢力の見えないカベは真っ向からぶつかって(それも誕生から選挙まで何年間も)、本人も周囲も疲れてしまう。より現実的に考えると、「あいつに負けるな」「蹴落とせ」という教育して勝負を強制したり、周囲の大人の政治的陰謀や私利私欲という血なまぐさいモノが混ざっていたりするものだ。三つどもえ、三すくみという言葉があるとおり、勝者が択一の戦いには勢力を3つに分ける方法が良いと思う。
コージと夏のガチンコ3本勝負
「ボクシング」・「ボーリング」
3本勝負といいながら第1回戦と2回戦までしかやってない。3本目は来月発売のCDにあるのかな。どちらも90秒ていどの超短編ドラマだ。インレイやブックレットには“ココとナッツの”と書かれているが、イケメン姿での勝負なのだから“コージと夏の”が正しい表現だろう。
まあこのトラックは、リスナーが各々の脳内劇場でもって映像化しながら草尾さんや入野さんの声にニヤニヤしたり、キャーキャーいったりすれば良いのだと思う。個人的にはボーリング編の脳内劇場に萌えてしまった。ココナッツって、容姿は20代の若者だけど運動能力はモフモフ形態時のままなんだね(泣)。