≡ Sturm und Donnerschlag ≡
プリキュア5映画舞台挨拶
(草尾寄り)
11月10日、新宿バルト9のシアター9で行われた声優8+2人による初日舞台挨拶の様子を思いだせる限りに記録する。コメントや流れの前後はもううろおぼえ。
舞台挨拶の様子
上映が終わり照明がつくと最前列にたくさんのカメラマンが集まってきた。後方列の通路にもスポットライトとテレビ用カメラみたいな機材がセットされていく。一足先に司会の姉さんがあいさつを始める。マスコミ以外による撮影はお断り等注意事項を告げる。だけれど隠し撮りはされていただろうな。ファンの意味を取り違えたり、販売目的で撮影する大馬鹿者の虫けらは何処にでも湧いてしまうのだ。
マスコミの準備時間を経てイベントの始まり。まずプリキュア5の着ぐるみが登場、生で見ると真っ白いデコルテが不気味だ。アクアはヘアスタイルが乱れやすいのか、まるで社会にもまれて帰宅したサラリーウーマンだった。次いで三瓶さんら声優8人が壇上へ。スクリーンに向かって左から入野さん、草尾さん、永野さん、竹内さん、三瓶さん、伊勢さん、前田さん、仙台さん。ココナッツミルクの3人の手には、各々のキャラクターが描かれた型抜きプラ(?)カード(30cmくらい)を団扇のように持っている。草尾さんは黒地にピンクの「5」がついた“のぞみ”Tシャツ、入野さんは黒地に緑の「5」がついた“こまち”Tシャツを着ている。女性陣はおしゃれにドレスアップ。
挨拶はエンディングクレジット順で三瓶さんから。「キュア○○こと(役名)の(声優名)です」という自己紹介は何度もやっていると大変そう。ココナッツの番が来た。草尾さんが「大きいお友達がいっぱい」と連呼し、「おじさんとお兄さんはね、ココナッツととっても仲が良いんですよーすぐに呼び出せますよー」と言ってから入野さんと共に手に持ってるカードで顔を隠し、ユニゾンで「みんなぁ〜こんにちは〜ココー(ナツー)!!」と挨拶。(子供からの返事が弱いのでもう1回)客席は大人も子供も歓声をあげた。2人の高音はハンドマイクの許容範囲を超えてはげしく音割れ。何を言っているかよく聞き取れないくらいすごい音。いやあ惚れるぜ。8人目の仙台さんはミルクとしての一言がなく、話しを振られても終始相づち程度で済んでしまいちょっとさみしかった。
司会はのぞみ&ココ、こまち&ナッツの話題もあげつつそれぞれに一通りコメントを頼む。一段落してザたっちが登場。双子はミギリンヒダリンを模した装いで、竹内さんと三瓶さんの間に立つ。「当初アニメ声優として声をつくってみたが、監督からそのまんまでやれと叱られた」「ギャグも使われているので実写でもいける。でも顔が問題」「セリフのユニゾンは自然にできるので苦労はなかった」等々、よくしゃべる。
ザたっちの挨拶が終わると、「実は11月10日はザたっちの誕生日なんでーす」と司会が発表。上手からキュアドリームがプリントされた特製ケーキが登場(一緒にプリキュア5も再登場)した。草尾さん(入野さんもかな?)の中のココがお菓子に反応したらしく、「しゅっシュークリームは無いココ?無いココ?」というような叫びをあげた。
ろうそくは立っているが火はついてない。火は自分で点けろと…?という双子に対し、隣の竹内さんが前に出て「点火はりんちゃんの役目です」。手にはチャッカマン、「プリキュアる〜じゅふぁいやー」の台詞とともに7本のろうそくに点火していく。「ふぁいやー」「ふぁいやあ」……。スムースにつかなくておたおた気味の竹内さん。最後の1本は皆いっしょに!と呼びかけて客席からも「ルージュファイヤー」。司会の音頭でおめでとうと声がかかるなか、双子が火を吹き消した。
ここで事実上の舞台挨拶が終了。フォトセッションというものが始まる。声優8人はいったん下がり、ザたっちとプリキュア5でマスコミの撮影会。お客は眺めるだけ。次は声優が再登場し、人間10人で撮影会。プリキュアチームの5人はケーキを挟んでイスに腰掛け、あとの5人は後ろに立つ。笑顔をつくってサービスしていた人は、ザたっちと草尾さんと前田さん。それ以外はそれがデフォルトなのか?、口角をすこし上げる程度の微笑か無表情で撮られていた。
撮影会の用が済んだら完全にイベント終了。登壇者が全員去っていったあとでも残された特製ケーキを撮影する者がちらほらいて(一部のお客も混ざって携帯カメラで撮っていた)、スタッフが片付けたいのに待たされていた。8割以上のお客が外に出てから自分もロビーに出る。
ロビーに出て気づいたが、どうやら記念スタンプが設置されているようだ。私もプログラムを買って押そうかと周囲を見回すが販売所がない。飲み物食べ物のごみを回収する係員に尋ねたら「9階で買ってください」だと。先の投稿で書いたように、不親切な売店システムだとここで気が付いたのだ。10分近くかかってプログラムを入手し、記念スタンプを押すため13階に戻った頃には次回上映が始まっており、もう人ごみは消えていた。無駄なエスカレーター昇降に疲れたが、そのぶん落ち着いてスタンプを押すことができた。スタンプページはこんな感じ。↓↓↓ 精神的に疲れたので寄り道せず帰路についた。