≡ Sturm und Donnerschlag ≡
【追記】面接で家族構成を訊かれた
07年9月に「面接で家族構成を質問された」(固定リンク)という記事をあげた。
生ログを見させていただくと、今年も9月過ぎればコンスタントにこの記事にアクセスする方々がいらっしゃる。就職活動が佳境にはいっているのだろう。真っ最中の人は本当にお疲れ様だ。
各都道府県の労働局は“公正な採用選考をお願いします”と言っているけど、うちのブログまで情報収集にくる人がいるということは、相変わらずプライバシー無視の質問が横行しているってことか。やれやれ……
前述の過去記事を少し修正した。参考リンクの一部が喪失していたからだ。せっかくクリックしたのに得る物が結局なにもないであろうブログだが、不正質問をこなしていく模索の助けになれば幸い。
前回書いた時から3年経過した。一部の面接官の横暴さは不変な一方で、就活生や学校や社会の環境はどんどん変化している。悪い変化も悩みの種だが、ここは情報収集ツールが便利で豊富になっている良い面をとらえたい。
就活の助けになるんじゃないかと私が感じる手段、場所
- SNS
- なかに入れば就活関連コミュニティがかなりある。ただコミュがあるだけで情報交換が活発にされているとは限らない事もある。
- リアルタイムで個人の身の上話が投稿されるため、最新の動向を探すことができそう。就活中の人、面接官、学校の先生など様々な身分の人が更新している。
- Q&Aサイト(ツリー型BBS)
- 知恵袋とかOKwaveとか(大手小町とか)。新たに質問投稿しなくても既出の悩みで溢れている。年月が古くても勉強になることがある。
- ライブストリーミングサイト
- 以前よく見ていたニコニコ生放送では、人事課勤務とか転職エージェント経験有りとかのニコニコユーザーが、就活に対するアドバイス放送を実施していた。スカイプを用いて公開模擬面接・質問回答の添削・人事担当者の裏事情など。また面接時の緊張対策として就活生当人が雑談放送を始めるケースもある。私がこういうのはなるほど便利で有り難いと思った。
インターネットで遭遇するものに対して善し悪しの取捨選択が必要なのはいつになっても変わらない。私自身これらをうまく利用して、頭でっかちにならず面接をパスしていきたいものだ。
そうそう、上記の記事をアップするきっかけとなったとある企業との面接。数日後やってきたテンプレのお祈り紙(今回ご縁がなかった貴方様のご活躍をお祈り申し上げるペラ紙のこと)を捨てて、その企業についてネットまわりで簡単に調べてみた。そうしたら、この企業のゆゆしき振る舞いの原因らしきモノがヒットした。※個人の見解です
この企業A、2007年以前よりライバル企業Bとドロ沼係争中だったのだ。AがBを提訴し、BもAを提訴しかえして、何年も裁判を続けているときの試験だったのだ、私との面接は。(どこの会社かバレるかな? ピンときた人、胸の中にしまっておいてね)
企業Aが家族構成を初対面相手にずけずけと質問し答えさせた目的は、たぶん、提訴した/されたライバル企業との関係性を明らかにしたかったのではないか?といまは思っている。※個人の見解です
親の職業や私の前職が同業界ではないかとか。興信所・探偵事務所とつながっているとか。そのへんを応募者すべてに疑いをかけて、リスク回避のつもりだったんじゃないかと。
だからと言ってぶっちゃけ不公平な質問をして良い名分にはならない。ほかにも嗜好品の習慣はあるかなども訊かれたし、大変シツレイな企業であることに変わりはない。