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もう夢列車に乗りたい気分

 前回の投稿から続き。

 アニメ制作関係者が逝去されるとかならず思いだす物がある。それは二代目ミンキーモモ(通称海モモ)の第53話「走れ夢列車」。アニメ業界に生きる若者が過労に倒れて死ぬというエピソードだ。私がこれを忘れない理由は3つ、(1)子供向けではない内容(2)アニメ関係者が亡くなった時にしか思いださない(3)放送を半分以上見逃した話数でもある。改めて書くとずいぶんな理由だな。

 本放送していた当時は小6で、モモは毎週観るようにしていたが外で遊ぶことも好きだったため、テレビを見忘れることがよくあった。あの頃からアニメージュを購読しはじめ、「走れ夢列車」のあらすじと放送は事前に知っていたはずなのに、また忘れて出かけてしまったという流れだ。

 帰宅してテレビをつけたら夢列車のBパートが終わる所で、その時はあーやっちゃった…程度しか思わなかった。しかしその後読んだアニメ雑誌で「走れ夢列車」が取り上げられ、詳しいストーリーを読んで(やっと)観なかったことを悔やんだ。現在DVDボックスを買えばいつでも観られるが、1話のために数万円を払うことは嫌で、いまも観れずにいる。

 最近、首藤剛志さんのコラム()でなぜモモに夢列車のエピソードがあったのか、内部事情を知ることができた。この製作陣の仲間が過労死したことから作った話を、アニメ制作現場に憧れた経験をもつ人は観ておいた方がいいと思った。自分もそのうちの一人だ。

 () WEBアニメスタイル > COLUMN >『シナリオえーだば創作術』第101回

 小5からアニメージュを購読し、幽白にどっぷりつかった中学時代だったのにアニメ業界の内に入ろうと考えが至らなかったのは、自分の性質が怠惰で&頭が悪くその結論が出せなかった&アニメを作ると早死にするかも、とインプットされた…からかも。

 
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訃報、そして想うこと。

 アニメーターの逢坂 浩司さんが9月24日に亡くなったと知りました。一アニメファンとして、好きなアニメにGガンダムを1、2番目に挙げる者として、心からお悔やみ申し上げます。

 たまたま名前を目にしなくなったけど、創作活動は続いているんだろうと思っていたのに、今年に入って療養中だったからとは。アニメ業界は生きる人の命をちぢめる世界なのでしょうか。以前、近藤喜文さんの夭折ニュースには子供ながら衝撃をうけたことがあります。逢坂さんは制作会社の取締役を務めて、企業としての損益を考える立場など苦労されたのかなと思いました。

 ………………。

 死因は癌らしく、そう耳にすると自分は喫煙、飲酒のことを連想してしまいますね。逢坂さんの姿を初めて見たのは2002年に購入したGガンダムのDVDボックスです。封入されている解説冊子にインタビューが掲載されており、添えてある写真は逢坂さんの発煙姿でした。たばこをおしゃぶりしながらカメラに写るほどのヤニ中毒という印象をもっています。

 嗜好品をがんがん摂取しても長生きする例はたくさんあるし、たばこの害は「…と云われている」くらいの曖昧な言及に留まっていますが、それでも私は…死を早める役目をたばこはしっかり発揮している魔物と決めており、考えは未来永劫変わりません。

 大変な苦労をつづけて働いているならば、なおさら自重して心身を大切にしなくてはいけないでしょう。よく返される言葉が『ストレスを解消してくれる』ですがそれは違んじゃないですか。アルコール、ニコチン、カフェイン等の物質は、摂取時だけ脳や肉体をマヒさせてあたかも体調を好くしてくれた風に錯覚させます。数分、数時間の現実逃避にしかなりません。解消なんて嘘っぱちですよ。

 こういう機会に言いたいことは、“物を燃やしてその煙を吸う”生き物としてその行為のバカバカしさを冷静に見つめて、皆には早く発煙から手を引いてもらいたいです。

あらまあ

 『バンピートロット2』がプレステ3のソフトに変わっちゃってて驚いた。十数時間前までは“製作快調!2007年発売予定”のイラストだったのに。

 バンピーは体験版でしか遊んでない。私のなかで最後になった2004年のゲームショウで手に入った体験版がバンピーと絶体絶命都市のディスクだった。私がもう少し要領の良いゲームプレーヤーだったら、製品版も楽しめたかもしれないがビークルという乗り物の動かし方に慣れることができなかった。キャラクターや音楽、時間経過のゆるみ具合は好きだった。

 2007年のゲームショウで映像公開ということは試遊できるのはまだ先みたいだね。公式サイトの言葉とは裏腹で快調ではなかったのかもしれない。PS3ソフトに変更したことが良い展開であっても、一年近くウェブサイトを放置で情報が見えてこなかった状態だったのだし。

 2008年じゅうに出せるといいね。

認識力あげた続編を望む。

 それは現在再プレイ中の「オペレーターズサイド」のことだ。2005年にマイク同梱版を買い求め、意気揚々と始めたものの自分の発声が向こう側に上手く通じてくれない事に私は逆上してしまい、積みゲー棚に放りこんで先週まで存在をほとんど忘れていた。

 再プレイに至ったのはニコニコ動画にこのゲームのプレイ映像がアップされたから。それを見た際、これを買ってきた日の気持ちが少しよみがえり再挑戦してみる気になったのである。

 分かっていた事だがやはり誤認されるとむかついて、指示の声をあらげて怒鳴ってしまう。ストレスが増えるのはほとんど戦闘場面だ。負けるわけにはいかない戦いなのに、私の声をきちんと聞き取ってくれないのが辛い。

  • 射撃部位は『しっぽ』と指示したのにリオ(操作キャラ)は「攻めるわ」と敵に突撃
  • 背後に敵がでたから『後ろをむけ』と言ったのにリオは「下がる!」と後退し敵に接近
  • 『逃げろ』を「リロード(弾充填)」と聞き間違えて立ち止まり敵に攻撃を許す

などなど。

 こっちの発言をよく聞かないリオを殴りたい衝動にかられながらストーリーを進めて、さっきまでのプレイで物語は終盤の山場に入った。イモムシやサザエの化け物に立ち向かうリオの因縁、言動が冷水みたいな温度である理由、ラストボスの正体も明らかになった。リオのお父さんと主人公(つまり私)の恋人を看取った時は、あまりの悲劇に涙が出てしまった。

 作中には続編を視野に入れた設定が用意してあった。入力音声の誤認率をゼロに近づけてくれれば「続きをぜひやりたいゲームだ」と心から思った(未だクリアしてないけど)。ぐぐったところ、発売当初は続編の予定や開発スタッフの募集などなんらかの動きはあったみたいだ。だが開発チーム?は何処かに消えて、その他の動きも今日まで何もないため、正直オペサイ2は絶望的だろう。とにかく一応この場で私が続編を期待する想いを抱いたという事実を書き留めておく。

ミュージカル『ガラスの仮面』だって

リンク: 蜷川幸雄演出 音楽劇『ガラスの仮面』(美内すずえ原作)オーディション:詳細情報.



 蜷川幸雄の良し悪しは知らないんだが、オーディションの結果や共演者の顔ぶれに注目しておきたい。良さげだったら観に行きたい。この劇場はまったく知らない土地だから、いろいろ心配はあるけど…。



 音楽劇というのはミュージカルと理解してよいのだろうか。応募要件に『歌唱力』があるから唄うんだよね。原作はセリフ劇ばかりなのに、あえて音楽劇で舞台化する点も興味深い。



 「蜷川さんの指導は厳しい」と内野聖陽さんは話していたから、この人のオーディションで選ばれた人材によるお芝居なら期待する! いつだったか、某娘と宝塚と手塚版権者がリボンの騎士を遊び道具に使った愚かな過去の繰り返しにはならないだろう。

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